優しい人が陥ってしまう【タダは悪循環を生む話】

こんにちは、セラです。

現在、フリーランスとして活動しています。

フリーランスになり、自分の仕事の時間も自分で調整するようになって、時間の使い方をかなり意識するようになりました。

そして、自分に見合った対価を得るためには、時として交渉能力も必要だと感じています。

 

今回は、

お悩み人
・タダで引き受けてしまう
・自分を大切にしたい
・ノーが言えない

こんな悩みを解決します。

 

タダで引き受けるデメリット

その①:自分の時間がなくなる

あなたが最も大切だと思うもの、失いたくないもの、手に入れたいものは何ですか?

わたしは、時間です。

ここは価値観の問題になるかもですが、例えばお金と答える人がいます。
それはそれで良いのですが、お金はそもそも失ってもまた手に入れることができます。

しかし、時間は二度と戻ってきません。
タイムマシーンはまだないですからね。

 

時間=命です。

 

そんな自分の時間、命が削られていくと感じたらなんだか焦りませんか?

1日24時間はみんなに平等に与えらています。
どうせ有限なら有意義なことに使いたいですよね。

 

その②:自分も相手に求めてしまう

タダでやることが当たり前になっている方は要注意です。

自分は金銭的に余裕があるからタダでもいいんだと思った方は、ちょっとここは考えてほしいとこです。

タダで受けてしまうことが当たり前になっている方は、無意識に相手の時間を奪っているかもです。
タダで受けてしまう方はノーと言えない傾向があるので、直接は言ってきません。

 

しかし、思い悩んでいるかもです。

 

悪気がなくても相手の時間を占領し、悩ましている可能性があるので、見直す必要がありますね。

 

その③:経済が潤わない

タダで事が成り立っているということは、そこにお金の流れが生じていません。

経済は、お金の循環で成り立っているわけですから潤いませんよね。

みんなが憧れるような職業の人もお金をもらわないと成り立ちません。
例えば、芸能人、モデルさん、スポーツ選手などです。

視聴者、購入者、観戦者がいて、その人たちのお財布からお金が支払われているから彼らの職業は成り立っています。

 

自分を大切にする方法

その①:自分の価値を把握する

自分を大切にしたいと思いながら、いつの間にか流されたり、相手が思うままのイエスマンになっていたりする方、なかなか辛いですよね。

それではダメだとわかっているのにその穴から抜けられない。
自分が悪いんだと自分を責めて完結しようとしてしまう、心の優しい持ち主だとわたしは思います。

 

しかしそれでは、根本の解決にならず、自分がもっと辛くなるばかりです。

 

そんな時は、自分一人の時間をとって、自分の価値を見直してみましょう。

 

自分には何が提供できるのか、人を喜ばせられるのか。

 

必ずその人の良さはあるはずです。

 

そして、自分の時給を考えましょう。

自分の能力に対して、対価が見合っているのか、割安になっていないかを客観的に判断する力を養いましょう。

 

その②:相手に提示する

相手も人間です。
あなたが考えていることがわからないなんてことは当たり前なんだという前提で事を進めます。

対価が見合っていないのなら、自分の能力を具体的に示して、話し合う時間を作りましょう。

きちんとあなたのことを思ってくれている人であれば、応じてくれるはずです。

 

ノーでも問題ありません

理由①:相手に気づきを与えられる

相手に相談・交渉した後、仮にダメだった場合でも、あなたは相手に気づきを与えられています。

これは前提として、タダでやることが当たり前になっている方が相手の場合です。

相手はこれまでそのような指摘をされることなく、関わっている方たちにタダで受けてもらっていた可能性が大きいです。

相手の時間を尊重しないと成立しない、これからは尊重していこうと思い直すキッカケになることでしょう。

 

理由②:あなたを求めている人はいる

あなたは誰かの役に立つために生まれてきました。

こんな言い方をすると、え・・・となるかもしれませんが、わたしはすべての人は何かしらの使命を持って生まれてきたと信じています。

もし、今まで何もかもうまくいっていない、求められていないと感じているとすれば、それはまだあなたが持っている力を発揮できていない、見つかっていないだけです。

あなたが持つスキル、能力、その他諸々を求めている人は必ずいます。

そんな人が現れるまで、自分のスキルアップ、人間力アップに努めましょう。

 

最後に


人の役に立ちたいという優しい心を持っている人ほど、タダで引き受けてしまう傾向があると思います。

しかし、今回解説したように、それは必ずしも良いことではなく、悪循環を生むことがあります。

自分の価値を客観的に見て、正当な交渉ができる力を身につけることで、ますます求められる人間になっていきたいですね。